英国ヒーリングハーブス社15年ぶりの再訪 受け継がれる想い
2026年6月9日、15年ぶり、4回目となるイギリスのウェールズ国境近くのウォルターストーンを訪ねました。
かつて私をこの地まで案内し、
植物療法の深い魅力を教えてくださった大切な師匠とパートナーのお二人は、すでに他界されています。
「もう二度とあの場所を訪れる機会はないのかもしれない」と、長年どこかで諦めていた自分がいました。
しかし今回、アロマトレーナー仲間のテツさんから繋がったご縁で、
ノブさんにアテンドしていただくことになり、再びこの地へ足を運ぶことが叶いました。
朝からのロングドライブを引き受けてくださったノブさんには、感謝の言葉しかありません。
お昼過ぎに辿り着いたヒーリングハーブス社は、
草木の覆い茂る細い道の中に、ひっそりと隠れるかのように静かに佇んでいます。

前回の訪問時、私たちを心温かく迎えてくださった創始者のジュリアン・バーナードさんは、現在はご引退されています。
直接お会いできない寂しさはありましたが、
深いグリーンの建物で真摯にレメディ作りに向き合うスタッフの方々の姿を見た瞬間、
その寂しさは深い感動へと変わりました。
ジュリアンさんが大切に守り抜いてきた「バッチ博士の原法を忠実に守る」という妥協のない姿勢と情熱は、今も現場のスタッフのみなさんへしっかりと受け継がれていました。
敷地内を歩いていると、ふと前回の訪問時にジュリアンさんからかけていただいた言葉が胸によみがえってきました。
「アスペンの木に背中をつけてごらん。何を感じる?」
繊細に揺れるアスペンの木に背をあずけ、
植物の静かな振動を感じ取ったあの日の記憶。
そのときの心地よい感覚が、時を超えて今も私の中で生きていることを実感しました。

また、今回はスタッフのお2人に敷地内をじっくりと案内していただきました。

見終わって、建物に戻るとガーデンマップをいただきました。
自分の足で歩き、植物たちのエネルギーに触れた後にこの地図を開くと、
「さっき歩いたのはこの道だったんだ」
「ここにあの植物が息づいているんだ」と、よい復習ができました。

15年という時間は、敷地内の植物たちも大きく変化させていました。
かつて記憶にあった木たちは大きく成長し、豊かに葉を繁らせています。
ジュリアンさんが言っていた「自然こそが最高の先生」という言葉が、
そのまま形になったような力強さです。
さらに今回の訪問では、池で満開のウォーターバイオレットを見ることができました。

実は、ウォーターバイオレットは生前の師匠が深く愛していたお花です。
泥の中から凛とまっすぐに立ち上がり、
淡い紫の花を咲かせるその清らかな姿を目にした瞬間、
恩師が優しく微笑んでくれているかのような温もりを感じました。
師匠が教えてくれた植物の教えとジュリアンさんの言葉が、
今も私の中でしっかりと息づいていることを確信いたしました。
巡り巡る温かいご縁と、
受け継がれる真摯な想い。
自然が見事に響き合うヒーリングハーブス社での時間は、
私にとって忘れられない特別な時間となりました。
お庭を案内してくださったスタッフの皆様、
いつも温かく出迎えてくださるスタッフさんにも感謝しかありません。

次回は、今回の旅の中で訪れた「バッチ博士のお墓参り」の様子をお届けいたします。
どうぞ楽しみにお待ちください。
以下、ヒーリングハーブス社で観察した植物たちです
ゴース(もう何をやっても無駄だ、、、、と希望を失っている心に、どんな暗闇からでも立ち上がるゆるぎない希望と確信を持たらしてくれます)

スクレランサス(2つの選択肢の間で揺れ動く心に。。。。自分の意志でブレずに決断できる軸と安定感をもたらしてくれる)

ロックローズ(パニックや激しい恐怖で心がすくんでしまうようなとき、どんな暗闇をも照らし出す強い勇気と平静さを与えてくれる)

インパチェンス( 焦りやイライラで心に余裕がないとき、自分や周りのペースを受け入れる穏やかな忍耐力と落ち着きをもたらしてくれる)
ラーチ(自分にはどうせ無理かもしれない。。。と自信をなくしているとき、失敗を恐れずに挑戦する勇気と自分を信じる心を取り戻してくれる。)

スィートチェストナット(限界を超えた強い絶望や苦悩で心が押しつぶされそうなとき、暗闇の中に耐える力を与え、再び光を見出す変化のきっかけをもたらしてくれる)

ウォールナット(人生の変化の時期や周りからの影響に心が揺らぎやすいとき、外部からの影響を跳ね返し、自分らしく前進するブレない軸と保護を与えてくれる)

おまけ

